今季最初のマドリードダービー
7/27日に行われたICCのレアルマドリードVSアトレティコマドリードの一戦。
結果は多くの者を裏切る結果となったはずです。
3-7のスコアはレアルにとって見れば受け入れがたい結果だろうし、アトレティコにとって見れば万々歳の結果だと思います。
なぜこれほどの得点が生まれたのでしょうか。
今回はこの試合を解説していきます。
△両チームのスタメンはこちら。
The XIs are in for the Madrid derby. What will be the final score in this one? pic.twitter.com/jAoWGp8blQ
— Goal (@goal) 2019年7月26日
アトレティコの良さが出た試合に
この試合の鍵となった部分は球際の強さとカウンターと言っても良いと思います。
アトレティコはこの試合の要所要所で球際の強さを見せていました。
前半1分に生まれたゴールでは相手選手の一瞬の隙をついてボールを奪いカウンターからゴール。
— 尻子玉 (@shirikodamaa) 2019年7月27日
これに関しては取られた選手がファールだと思い一瞬プレーをやめてしまったのも原因です。
そしてその数分後には得点にこそならなかったもののロングボールに対して裏に抜け出したモラタが決定機を迎えるなどカウンターが冴えていました。
— 尻子玉 (@shirikodamaa) 2019年7月27日
これもファールだと思いプレーをやめてしまっています。
その他にも9分のフェリックスのチャンスシーン、69分のビトロのゴールシーンなどカウンター満載でした。
良い攻撃は良い守備から
アトレティコは元々守備に定評のあるチームです。
この試合ではアトレティコらしい守備を見ることが出来ました。
アトレティコ相手陣内深い位置では一人がボールにアプローチをし、後方からパスコースを消すようにマークに着きます。
これにより相手はロングボールを蹴るしか無くなります。
そして相手が陣地内に入ってくるとまずはFWがプレスに行きサイドに追いやります。
サイドに追いやるとFW、MF、SBが近い位置を取りプレスに行きボール奪取。
この時相手選手がサイドのペナルティーエリアライン付近まで来ている場合でもディフェンスライン自体を低く設定しているため突破されてもカバーに行くことが出来ます。
アトレティコの守備はボールホルダーに対して一人はチェックに行くスタイルです。
そして相手の侵入が深くなればなるほど選手間の距離を縮めて行くことで相手のミスを誘うのです。
これを徹底してやるアトレティコの良さが今日はとてもよく見れました。
なぜレアルは7失点もしたのか
レアル自体守備的なチームではないので多少の失点は仕方ありません。
その分点を取るチームです。
しかし7失点はあまりにも多すぎました。
その原因は反応の遅さとボールウォッチャーでしょう。
ボールを取られてから切り替えの遅さがこの失点数となってしまいました。
2点目のシーンも反応の遅さからサウールにインターセプトされ失点してしまいました。
このシーンなんて完全に足止まってるもん pic.twitter.com/bfRpRZbGgm
— 尻子玉 (@shirikodamaa) 2019年7月27日
中のマルセロさんも完全にボールしか見ていませんね、、、
このシーンもそうです。
このシーンは全く見てない pic.twitter.com/HpNXvwyvWO
— 尻子玉 (@shirikodamaa) 2019年7月27日
— 尻子玉 (@shirikodamaa) 2019年7月27日
完全にヴェニシウスの裏を取っているのでこのタイミングでパスが出ていたらというシーンです。
このれだけではありませんがこのように反応の遅さとボールウォッチャーが失点の原因の一つです。
全体的にレアルのこの試合に対するモチベーションが問われる内容でした、、、
でもこれでシーズンを占うには早すぎる
プレシーズンマッチは監督も色々なことを試したいと考えています。
そのためこの1試合で今シーズンを占うには早すぎます。
アトレティコのシメネオ監督もそう言っています。
しかしこれが次のマドリードダービーに影響することは間違い無いでしょう。